2024.7.22からRSワクチンを開始します。
2024年07月22日
RSウイルス感染症に対して60歳以上の方にワクチンが接種できるようになりました。RSウイルス感染症は毎年流行ります。流行は通常急激な立ち上がりをみせ、2〜5カ月間持続しますが、本邦においても、11〜1月にかけての流行が報告されています。最近は、夏にも流行します。RSウイルス感染症は、感染力が強く大人もかかり、副鼻腔炎や肺炎を発症する厄介な鼻風邪です。また生涯にわたって何度も感染と発症を繰り返します。RSウイルスには特効薬はありませんが、感染を予防するワクチンがでてきました。
RSウイルスワクチン
予防できる病気 RSウイルス感染症
接種対象 すべての60歳以上の成人
接種回数 1回
接種量・接種方法 0.5ml 筋肉内接種
費用 1回:28000円(※自由診療)
※勧められる人:慢性疾患を有する方(喘息・COPD・うっ血性心不全・冠動脈疾患・糖尿病・CKDなど)、免疫機能が低下した方
※効果の持続は現段階で2年程ですが、現在も臨床試験が進行しており、有効期間はさらに伸びる見込みです。
※コロナワクチンとは2週間間隔を開ける必要があります。他のワクチンとは基本間隔を開けなくても接種可能です。
詳細については、